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あんこ椿は何のお店?

Çブログ出来事あんこ椿は何のお店?

あんこ椿の前は、昔の飯田街道。つまり、ずっと塩尻へとつながる塩の道。なのでたくさんの車が往来しています。そしてたくさんの人があんこ椿を見ています。ちょうど蟹甲町の信号があるので、止まった車の人はだいたいの方々があんこの方をご覧になります。

きっと多くの人があんこ椿はずっと前からあるし、去年から再開したこともご存じだと思います。でも、あんこ椿は何のお店?という質問には、多くの人は答えられないとも思います。これはお店としては弱点ですね。。。

外には、以前飲食店だった頃の、ハンバーグと日産焼そば(今はやっていません。)、そして、天然酵母パンとお酒の看板。入口には酒類の表示などがあり、何屋さんかわかりづらい。。。

ということで、少し説明。。。

現在のあんこ椿は、自家製のお酒、(ワイン、クラフトビール、濁酒)、天然酵母パン、米麹や発酵に関する食品、その他手作りの食品とお米の販売店なのです。こうしたお酒や食品はネットでも販売しています。

さて、こうした食品は、ずっと固定しているかと言えば、お酒以外は、どんどん変わって行きます。

キーワードは、6次産業。(農業生産と加工と販売)

自社農地で生産したお米や野菜や果物などを加工した食品がメインです。そして、共通点は、ある物質が何らかの化学反応によって、美味しいものに姿を変えていくこと。そんな中でのこだわりは、昔ながらの伝統的な発酵文化を継承して、あんこ椿としてのオリジナルな進化をさせていくこと。そして何より美味しいこと。

テーマは、からだと心に響く食。

もちろん世の中には美味しいものがたくさんあります。スーパーに行けば、競い合うように美味しそうなパッケージに味を包んだ食品がたくさん売られています。それはそれで良いのですが、あんこ椿としては、決して安く売れなくても、自社で作った安心のお米の澱粉質が糖に変わり、甘酒になったり、それに酵母が加わってお酒になったり、葡萄が発酵してワインになったり、こんにゃく粉がこんにゃくとして形になったり、小麦粉に十数年も種継ぎをした自家製の酵母を加えて、酵母パンにしたり、どこにもないシュトーレンを作ったり、そんなワクワクするような商品を日々考えて、作っています。

お客様に美味しそう!と買っていただき、次にご来店いただいて、美味しかったから、また購入したい!とか、美味しいと人に聴いたからとお越しいただいたり、そんな心とカラダに響く連鎖を楽しみにお店を開けています。

結局、何のお店なのか。。。わからないかも知れませんが、お近くにお越しの際には是非ぜひ覗いていただきお酒や発酵食品のお話ができたらとてもうれしいです。

みなさまお待ちしています。

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